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Posted by TI-DA at

2014年06月24日

保育士研修「質を高める保育の個別計画」

◆研修報告◆―保育士研修「質を高める保育の個別計画」―       
                                            H保育士
  「質を高める保育の個別計画」という保育士研修会に参加させていただきました。『保育の個別計画の考え方、実践のポイント』という講義内容で、講師の犬童れいこ先生から「日々の保育の中で計画はどのように用いられていますか?」「何度も見返したくなるような計画は書けていますか?」「計画を立てるのに頑張りすぎてしまい、書き終わったらそのままになっていませんか?」等の質問があり、「計画を立てるときは仕事が増えるとは考えず、何度も見返したくなるような楽しい計画を書いて下さい」と話されていました。“何度も見返したくなるような楽しい計画”に対して自分はこれまでどうだったのだろうと考えさせられました。今までの計画の立て方を振り返ってみると、一人ひとりの子どもの姿からこの子にとって必要なこと、こんなことをしたらもっと伸びるだろうと考えて計画は立てていたつもりでしたが、“楽しい計画”を意識していなかったことをこの講義を受けて個別計画に対する見方・考え方が変わりました。講師のお話の中で「計画は保育のやりやすさやチームワークを高めるため、継続性のある保育をするために立てるものである。計画はあくまでも計画であり、子どもの姿や状況などによって変わっていくものである。計画にあまり時間をかけずにさらりと書き、記録を取ることに力を入れて欲しい」ということを話されていました。この言葉が私の中でとても印象に残りました。また、保育の個別計画の必要性として、個別計画とは「保育士と保護者が子どもの発達に関しての共通の考え方を持って保育園と家庭で子育てをしていく手法である」と説明されていた。個別計画を立てる際は日頃の記録が大切になってくるので、アセスメントシートを用いて個人記録や経過記録に子どもの気になる姿や気になったことなどを記入していくと計画が立てやすくなり、子どもの姿を見返す時によい資料となると話されていました。今回の研修を通して個別計画の大切さや計画を立てるときのポイント、楽しい計画を作るということを教わりました。これから計画を立てる際にはこの研修で教わったことを活かしていきたいと思います。参加できて、とてもよかった思いました。
  


Posted by みやび保育園 at 11:33研修報告

2013年06月04日

親学基礎講座

◆研修報告◆    
                    ―親学基礎講座―               保育士A
  今回、「親学基礎講座」に参加させて頂きました。親学ってなんだろう?と疑問に思いながらの参加でした。研修会では、「親学とは何か」、「親として大切なこと」、「子どもの発達と関わり方」、「親子のコミュニケーション」の4つのテーマからの内容で、一言でいうと“目からうろこ”の素晴らしい研修でした。
  最近の子育ての中での問題の一つに、基本的生活習慣の乱れがあげられ、「早寝、早起き、朝ご飯」の言葉があるように
 基本的な生活習慣は子どもの脳の発達に影響を及ぼすとされています。また0~3歳までは子どもの人間形成にとって一番重要な時期であり、母性的(慈愛・愛情、優しさ、温かさ)な関わり、父性的(一義愛)な関わりがあるが、性別に関係なく子どもを優しく抱きしめ、受け止める。時には子どもの壁となって、すぐに助けるのではなく厳しさをもって見守る等、バランスが必要であるとおっしゃっておられた。講師の先生がおっしゃっていたのが「しっかり抱いて、下に降ろして、歩かせる」という言葉でした。3歳までは母子の愛着形成が重要な時期であるので“しっかり抱いてあげる。”愛着の次に必要になってくるのが“下に降ろして”そして“歩かせる”というように分離から自律へと繋げていくこと。「乳児はしっかり肌を離すな。幼児は肌を離せ、手を離すな。少年は手を離せ、目を離すな。青年は目を離せ、心は離すな」という言葉に、全くその通りだと思いとても印象に残りました。3歳までの子どもには胎内記憶があると言われ、「子どもが親を選んで産まれてきた」とのことです。この言葉を聞いてとても嬉しくなりました。『私を選んでくれてありがとう。』改めて子どもたちを大切に育てていかなければと思いました。そのことから親自身が変わり、子どもとともに成長して、親自身も自己肯定感を高め、ポジティブ思考で子育てをし子どもの鑑となっていくことが大切であると学びました。子どもの良い所を認め伝える。子どもの存在そのものを認める。子どもの行動の結果、プロセスを認める。認められると嬉しくなり気分が前向きになる。やる気とエネルギーが増し承認してくれた親への信頼感が深まって、子どもは受け入れられたと安心する。また、先生はこうもおっしゃっていた。「信頼関係はたった1分で崩される」と。相手の話の聞き方ですぐに崩れてしまうとのことです。この言葉をしっかりと心にとめて、子どもたちの話に耳を傾けていこう思いました。
今回の研修は一人の人間として、保育者として、親として自分を見つめ直し、考えさせられる重要な機会となりました。新しい気持ちで日々の保育や子育てをまた、楽しんでいきたいと思います。
  


Posted by みやび保育園 at 09:25研修報告

2013年02月12日

職員宿泊研修

2/9~10で職員宿泊研修を行いました。
1日目午後から定例職務会を行い、うらら保育園の園長先生を講師に迎え「保育で大切にしていること」の話をしていただきました。
それからクラス別年間計画を作成し気が付けば21時を回っていました(>_<)頑張りました!!
2日目クラス別年間計画をプロジェクターをつかい発表し、みやび保育園職員研修マニュアルにそってみやび福祉会の方針、保育園のあり方、園長先生の考えを学び、再確認し一人一人が真剣に迎えた研修会になりました。ガッツポーズニコニコ


  


Posted by みやび保育園 at 12:17研修報告

2012年09月03日

夏期乳児保育研修

◆研修報告  ―夏期乳児保育研修―                      T保育士 
長い間、乳児保育に関わってきましたが久しぶりに乳児の専門研修会に参加しました。講師から最初に問いかけられたのが「乳児保育は幼児保育の縮小版になっていませんか?」という言葉でした。自分自身では乳児保育と幼児保育は違うものだと認識しているつもりでしたが、保育の内容、行事のとり組み方も幼児クラスに合わせていたように感じました。保護者の方も保育所入所を決めるとき、先を見通した幼児保育の内容をみて決めている傾向にあるように思います。
 乳児保育をするにあたって「何もできない子どもを守るための環境づくり」と「安全」と「清潔」について改めて考えることができました。生活する保育室では、子どもたちの動きを予測、確認することで細かい危険個所が見えてくる。保育者自身の動線や危ないポイントを視覚化し、安全の確保につなげていく。また、生活をする中で乳児である子どもたち自身で清潔への意識づけを持たせる方法として、子どもたちに鏡をみせて自分の顔の変化気づいてもらうこと。例えば鼻水が出ている。保育者が鼻水を拭き、清潔を心がけることは簡単だが、子ども自身が鏡を見て鼻水が出ている顔と拭いた後との“ビフォー・アフター”を体験していく。子どもが自身で清潔にすることを保育する生活の場で育んでいける。そして愛着はスキンシップを図る中で子どもと情緒的な結びつきができる。いつでもどんな場面でも言葉を添えてあげること。優しい言葉かけやスキンシップの中から愛着は育まれ、情緒が安定し、成長していく過程で最も重要となっていく。
 今回の研修では初心に帰って、学生の時のように講義を受けている自分がいました。分かっていたはずのことでも改めて聞くと、また違った角度から「そうだったのか」と再認識できました。マンネリ化にならないために専門性を高める努力は常に必要であると思いました。
 講師の言葉の中に「命をつなぐ」というフレーズがよく出てきましたが、私たちは職務として子どもたちを守っていることがすなわち「命をつなぐ」ことであり、あらためて重い職務であることを痛感しました。しっかりとした乳児保育をするためには子どもたち一人一人への理解を深めつつ職員間で情報を共有することを今後も続けていきたいと思います。
  


Posted by みやび保育園 at 12:16研修報告

2012年06月04日

絵画の研修に参加して

◆研修報告          ―絵画の研修に参加して―             I保育士
 5月27日に絵画療法の第一人者である池谷先生の絵画研修会に参加させていただきました。4年前にも園長の計らいで園全体で研修を受けさせていただき、あの時の気づきと反省が今でも忘れられないほど感動を覚えた私がいました。今回は他の保育園と合同で100人規模で開かれました。優しい口調で穏やかな表情でお話しする池谷先生は“絵が至福の時間”とおっしゃり、現在は看護学を中心に病院でのお仕事にもかかわっておられるとのことです。
 研修では色々なことを学ばせて頂いたのですが、子どもが描く絵について一番の関心が向けられました。絵に描かれるたいようは父親の象徴だそうです。子どもが描くたいようの後光が点々になっていたら忙しいお父さん、細かく小さな後光がいっぱいさしていると細かいことを言うお父さん、後光が長い線になっていると威張るお父さんとのことだそうです。またお母さんはチューリップのような受け皿的な花にたとえられるようですが、同じ花でもひまわりやタンポポのようなぺったんこになった花はお父さんの花だそうです。三角屋根のお家はお父さん、台形の屋根はお母さんというように、子どもが描く絵の世界にはお父さんやお母さんの象徴が数多くあり、こどもたちに大きく影響を与えていることを先生のお話の中から学び取ることができました。私の子どもたちは小さい時どんな絵を描いていたのだろう?と考えて今更ながら反省する思いでした。
 もう一つ私の心に響いたのが、ストロークのお話でした。“ありがとう”の言葉は心の中でいくら唱えても、相手に言葉にして伝えないと伝わらない。言葉は息を吐きながらじゃないとしゃべれない。言葉はエネルギー。ストロークのお話をコップの水で例えてくださり、コップの水が25%以下になると人の悪口を言うようになる。50%ぐらいの時は反省したり悩んだりするがいつも70~80%にしてありがとうの感謝の気持ちでいることが望ましいとのことです。とても響くものがあり、今の私は50%のところにいるのかなーと思いました。また、値引きのストロークについても話され、例えば子どもが「お母さん100点とったよ。」といっても『あんたが100点てれるならみんな100点取ったんじゃない』とか、「優しい旦那様ですね」といわれて、『あの人、外面がいいのよ』と答えてしまうことなど、結果的に自分を値引きしてしまうこと。先生のお話に改めてウチアタイ(反省)する私がいました。
 今回の研修のワークショップで体験したことから今の自分を見つめなおすこともでき、4年前の自分と比べた時に成長を感じる自分もいて、立ち止まって考えさせてくださったこの研修会に参加できたことをとても嬉しく思います。
  


Posted by みやび保育園 at 10:30研修報告